「タロット占いって何?タロット占いに必要な物は?」
「タロットカードの種類にはどんな物がある?それに何処で買えるの?」
「初心者にお勧めの占い方法は?まず何から始めたらいいんだろう?」
タロットを始めようとしたものの、特別な能力も無いから出来ないと思っているのではないでしょうか。
また、趣味として楽しみたいだけなのに、いきなり何十万もする講座を受けるのも躊躇してしまいますよね。
結論、タロット占いを始めるのはとても簡単。
まずはAmazonや楽天市場などで、基本のタロットカードを買って、実際に触ってみましょう。
この記事では、2,000件以上の鑑定実績を持つ現役タロット占い師である莉加から、
・タロット占いの特徴
・タロットカードは基本のウェイト版を使いましょう
・初心者は1枚引きでカードに慣れるのが一番!
について解説します。
プロになるための高額な講座も有りますが、初めから受ける必要はありません。
また、特殊な能力も要りません。
記事を読めば、今日からでもタロットが始められ、自分やお友達のリーディングが出来るようになるでしょう。
ぜひ最後までご覧下さい。
1.タロット占いはカードによって答えを導く、卜術のひとつ
占いには大きく分けて、以下の3種類があります。
占いのタイプ | 特徴 | 例 |
---|
命術(めいじゅつ) | 生年月日や場所など、生まれたときに定められた不変的な情報をもとに行うもの。 | 占星術、四柱推命 |
卜術(ぼくじゅつ) | 特定の情報には基づかず、質問に対して何が出たかにより、答えを導く占い。 | タロット占い、易、おみくじ |
相術(そうじゅつ) | ものの相(カタチ)や、様(さま)から行うもの。 | 手相、顔相、家相 |
タロット占い(タロットリーディング)は、卜術としての「潜在意識を映し出す」という特性を利用する占いです。
基本的には78枚で構成されるタロットカードを用いて行います。
2.必要なのはカードだけ
初めに必要な物は、タロットカードだけ。
ただし、テーブルにそのまま置くのが気になる人は、家にある布やハンカチをタロットマットとして代用しましょう。
本格的な物は慣れてから揃えれば大丈夫。
3.カードは大きく分けて3種類
タロットカードの基本的な構成は、魂の成長の物語を表す大アルカナ22枚と、もっと細かい具体的なことを表す小アルカナ56枚の合計78枚です。
ここで代表的な3種類の違いを説明します。
・マルセイユ版
大アルカナには主に人物が描かれている。
小アルカナの1から10の数字カードは、最小限の象徴や符号のみで人物は描かれていない。
そのため絵柄から意味を読み取ることが難しい。
・ウェイト版と、その派生
現在最も多く出回っているタロット。
マルセイユ版とは大アルカナの順番が若干異なっているが、構成は同じ。
小アルカナの数字カードにも人物や情景、象徴などが描かれており、意味を読み取りやすい。
・トートタロット
アテュと呼ばれる大アルカナ22枚と、スモールカードと呼ばれる小アルカナ56枚で構成されている。
抽象的な絵柄が多いため、読みにくい。
カード種類 | マルセイユ版 | ウェイト版 | トートタロット |
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大アルカナ 左から 19太陽・6恋人達 | | | |
小アルカナ 左から 上段 ワンド3/4/5 下段 カップ1/2/3 | | | |
4.基本のウェイト版を、オンラインショップで買うのが正解
1.まずは基本のウェイト版で基礎を身に付けよう
初心者には、基本のウェイト版がオススメです。
基本のウェイト版は学習しやすく応用が利くのです。
なぜなら、世の中に出回っているカードの9割以上は、ウェイト版か、ウェイト版の派生だから。
流通の多い基本のウェイト版から始めると、以下のメリットがあります。
- 解説本/サイト/動画が多く学習しやすい
- 他の種類のカードにも応用が利く
様々なデザインのカードも、大抵はウェイト版を基準に作られています。
ですから基本のウェイト版を習得しさえすれば、その他多くのカードを読み解くことが出来るのです。
ウェイト版でないカードで、素敵な絵柄のものも数多くありますが、基礎をきちんと習得するまでは手元に置いて眺めるだけにしましょう。
まずは、基本のウェイト版の、スタンダードな大きさ(12cm×7cm)から始めてみて下さいね。
ライダータロット スタンダード
https://amzn.to/3pxViin ※代表的な基本のカードです。
2.品揃えの多いオンライン購入が便利
タロットカードは、アマゾンや楽天市場などで買いましょう。
その理由は
- アマゾンや楽天市場などは品揃えが充実している。
- 街の書店には基本のウェイト版は無いことがある。
- その他のオンラインショップは、信頼できるかどうか見極める必要がある。
これらのことから、アマゾンや楽天市場などがいいでしょう。
但し、講座で用意してくれることもあります。受講の予定がある場合、購入前に確認しましょう。
5.まずは1枚引きがオススメ。
1.1枚引きの具体的な手順
タロットを習得するためには、毎日1枚引くことから始めましょう。
混ぜ合わせて1枚引くだけの、とてもカンタンな方法をお伝えします。
- まずテーブルの前に座り、タロットカード78枚を裏向きに綺麗に重ねて置く。
- 次にその山を崩すように、「今日のアドバイスを下さい」と思いながら、両手で時計回りによく混ぜ合わせます。
- 納得するまで混ぜたら、元のように一山に纏めましょう。このとき上下を気にする必要はありません。
- 元のように山にしたら、一番上から1枚取り、表に返します。それが今日のカードです。
- カードが逆さまになっているようだったら、向きを正しく変えておきます。
- カードの名前をチェックして、意味を調べてみましょう。無料のサイトで十分です。
こちらのサイトがわかりやすくオススメ
タロットパレット カード解説
https://sup.andyou.jp/tarot/category/arcana/
以上が1枚引きのやり方です。
2.早く習得するためのコツは記録すること
習得への一番の近道はカードに慣れること。そのためにも記録を取りましょう。
- 日記やノートなどに、出たカードの名前、簡単な解釈、印象などを書く。
- 記録は定期的に見直す。
1日の終わりや、1週間ごとに見直してみましょう。
どんなカードが出たか、傾向はありますか?
また、実際にはどんな日だったのかを振り返ってみましょう。
6.無料の講座から始めよう
1ヶ月程続け、1枚引きに慣れてきたら、より多くの事が占える複数枚のリーディングにチャレンジして行きましょう。
方法は独学か、先生について習うかです。
以下それぞれについて説明します。
1.独学なら動画✕本
動画と本の両方を使うのがおすすめ。
■YouTubeなどの動画
自分に合った講座をまず1種類通して見てみましょう。
・高橋式決断タロット
論理と感覚のバランスが取れた解説
カードだけで無く、上達するための勉強法も詳しく解説
一つの動画が5分ほどのため、隙間時間にぴったり。
https://www.youtube.com/@takahashishiki
・むぎのタロットyutubeチャンネル
カード個別の解説が丁寧で、的を射ている。
鑑定実践例が多く、感性を磨くのに◎
https://www.youtube.com/@mugi_tarot
■解説本
選ぶ基準は最初はどちらか1冊、自分に合っている方を読んでみましょう。
・78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット LUA 著
具体的な例が豊富で、つまずきやすいポイントも丁寧に解説されている。
慣れてきてからも辞書のように使える。
https://amzn.to/44KiIBt
・はじめての タロットBOOK かげした真由子著
タロットはただ未来を見るだけで無く、切り開くために使うものという理念のもと書かれている。カードの解釈が詳しく分かる。
https://amzn.to/3BdUvFP
2.講座で学ぶなら無料→有料
講座で学びたい人は、まず無料の講座や単発の講座を試してみましょう。
いきなり高額の講座はおすすめしません。
1.無料講座(有料講座の一部など)
例えばコチラ
・タロット占い協会の無料講座「女性のためのタロット占い」
https://iroironoiro.info/l/c/5ogU81PT/k1wHP1te/
2.有料オンラインやビデオ講座
■ストアカ https://www.street-academy.com/
【初心者向け】カードの意味を知らなくても占えるタロット占い入門 1,200円/60分
https://www.street-academy.com/myclass/112124?sessiondetailid=10452817
どうしてそのような読み方になるのかを、論理だてて教えてくれます。タロットカードの楽しさを味わえる講座です。
■Udemy https://www.udemy.com/
頻繁にキャンペーンを行っていて、1講座1,800円程で受ける事が出来る。
3.対面・カルチャースクールなど
費用・時間は1回90分/10,000円~20,000円、3~6回ほど。
※募集時期が決まっていることが多いので、気をつけましょう。
例えばコチラ
・京都リビング新聞カルチャークラブ
https://kyotoliving.co.jp/culture/index.html
タロットは簡単に始められます。
さっそくウェイト版を買ってやってみましょう。