に投稿 コメントを残す

大アルカナ5教皇~本当にきつい社会的慣習

cathedral interior religious with benches empty in back

今日の課題は大アルカナにしようと思っていた。ただひいたカードを見たときに、はっきり言って「しまった」と思った。教皇だったからだ。今の私に教皇はちょっとキビシイ。

これもまた以前どこかで言ったかもしれないけれど、教皇というカードはなかなか きついカードだ。この教皇はよく、その一つ前の皇帝と比較されるカードでもある。

皇帝自身も厳しいカードであるが、皇帝は自分自身が主役であって、頑張るのも負担が掛かるのも自分自身だ。しかし、教皇はそれ以上に”自分より上の者に従っている”というところが大きな違いだ。

だから教皇が表すところは、契約や結婚、あるいは社会的な縛り、慣習といった、自分ではなかなか変えようがないことに従うという特徴がある。そして教皇が表すカードは 牡牛座、土の星座だ。これもまた動きのない 頑固な性格を持つ。いやだから、牡牛座の守護カードなのだ。そして支配するのは占星術ではハウスの2経済面。これも又、社会が主役だ。

ただ、厳しい反面、ポジティブなカードと一緒に出れば、契約の成功や結婚の成功など、堅牢なものを表す。そしてネガティブなカードと合わさると、そうご想像通り。契約や結婚などその約束事はうまくいかないということも示唆する。

いずれにしろこの教皇というカードのキーワードは、”~しなければいけない”だ。

決まりごとのそれが、自分よりさらに上にあり、その基準に従って全て動くいや、なかなか動かないカードである。

に投稿 コメントを残す

悪いエネルギーから身を守る~バリアを張る

body of water between green leaf trees

悪いエネルギーを自分の体に入れない方法はいくつかあるけれど、代表的な方法をまず2つ あげてみたいと思います。

まず1つ目は バリアを張る方法 。そして2つ目は、親しい人や自分と普段関係がある人と繋がっている、エーテルコードというものを切る方法です。

今回はまず、1つ目のバリアを張る方法をやってみましょう。バリアを張ると言っても、専門的な知識が必要なわけではありません。誰にでも出来ますし、時間がなくても大丈夫。ただ少し想像力を働かせればいいんです。

では実際にやってみましょう。

まず、少し落ち着ける場所に(できれば座った方がいいんですが)行きます。人の流れが無いところがいいですね。落ち着いたら、これから、自分の外側に、バリアを張って行きます。

まず、目をつぶって深呼吸をします。そう3回ぐらい。準備が出来たら、自分用のバリアを作っていきましょう。

自分の好きな大きさで、好きな色で、好きな素材で、作って行きます。まず自分の好きな大きさを決めます。自分一人が入れる大きさですか?それとも、もっと大きなものでしょうか?大きさが決まったら、その大きさの球体のようなものを想像してください。あ、自分の周りに作って下さいね。

そしてその中には、自分の好きな色の空気を入れることができます。何色にしましょうか? 好きな色を想像して下さい。例えば虹色、水色などなんでも大丈夫。それは、ぼんやり濁っていますか?それともキラキラ輝いていますか?

私が時々作るバリアは、いちごミルクのような薄いピンクをしています。少し白く濁っています。そして、そこに綺麗なキラキラとした、黄色のスパークルのようなものが舞っています。少し空気よりも濃く、ふわふわとした感じ、とろんとした感じです。

次に温度はどうですか?少しあったかい感じがしますか?それともさわやか?好きなようにしてくださいね。爽やかな風が好きな人もいれば、ポカポカとしたものが、好きな人もいます。自分の好きなように想像してください。

その円形のドームの内側は、とても安全です。 外側からは、愛のあるエネルギーだけが入ってきます。自分に害をなすものは、一切入ってきません。嫌な気分も入ってきません。人の欲も入ってきません。

どんな気持ちですか?だんだん居心地が良くなって来ませんか?

じゃあ今度は、その円形のドームの中に入っている、自分で想像した好きな色の空気を、ゆっくり吸ってみましょう。 胸いっぱいにすって、全身に行き渡らせます。全身にいきわたりましたか?何回か深呼吸してみましょう。

すると、不思議なことに、自分の体もその空気の色と同じように、少しうっすら光始めます。

だんだん気分が良くなってきますね。さあこれで、もう動いても大丈夫です。あなたの周りには、さっきまとったあなたの好きな色の空気が、少し溢れ出てるような感じで、あなたの周りを覆っています。あなたを守っているんですね。

これでしばらくは、大丈夫。ふんわりとしたドームに守られて、バリアが張られている状態です。

この状態でいれば、人混みに行っても必要以上に悪いエネルギーを受けることもなく、跳ね返すことができます。

共感力の高い人は、こうして日々自分守りながら、過ごしましょう。そうすればエネルギーを使いすぎることもなく、夜にはぐったり枯渇してしまう、なんてこともありません。

そして家に帰ったら、エプソムソルトなどを入れたお風呂に、ゆっくり浸かって嫌なエネルギーをリセットしましょう。

これを日々の習慣にすると、回復するのも早くなりますし、嫌なエネルギーから身を守ることもできるようになります。ぜひ今日から試してみてくださいね。

に投稿 コメントを残す

大アルカナ2女教皇~いつかきっと

woman wearing a dress

タロットカードの説明は色々してきたけれど、どうしても小アルカナに肩入れしがちであるということに気がついた。

なんせ今の時点では、大アルカナは16タワーと11正義だけだ。

なぜなんだろう?きっと大アルカナ1枚のほうが、たくさんの意味を包括しているし、一筋縄ではいかないからだ。というわけで今回は大アルカナ2女教皇。

この女教皇というカードは、大アルカナカードの3番目に当たる。なかなかに重要なカードでもある。

そもそも女性の教皇というのは存在しないし、絵柄も教皇というものからは遠い。ただ何故このカードが重要かと言うと、このカードには、女性に備わっている全ての良いものを体現しているということにあるからだ。

性格の素晴らしさ、女性としての美しさ、とても機知に富んで学ぶことをやめず、静かに自分を高め続ける。中でも、書物からの知識を吸収し続ける、というのが大きな特徴だ。

大きな特徴としては「静」と「動」で言うと圧倒的に「静」であるということだ。「静」であるということは、いざ動こうとしても、なかなか動けないということも表す。

今の位置からなかなか移動しないのだ。何かを始めようとしても、「いつかやろう」「将来的にいつかきっと」という気持ちだけで、実際に行動に移すかと言うと、なかなか移さない。

行動に移さなければ、不安ばかりが膨らんでいく。そしてこのカードは、ポジティブのカードと一緒の時でさえ、いつかこれをやろうと思いながらあまりに動かず、ネガティブのカードと一緒では、「いつかきっとこんな風になるのではないか」と心配し続けることになる。頭でっかちになりすぎるのも考えものだと思う。

何事も、感情と行動と思考が一体になって、初めてしっかりとした成果になるのだから、そういう意味ではこのカードはまさに思考のカードと言える。

に投稿 コメントを残す

クレア能力その2~聴く・感じる・知る

green tree near green plants

さて、昨日クレアボヤンスについて書いたので、残りの三つについても書いていきたいと思います。

まず、クレアボヤンス(霊視・透視)はその名の通り、ぼんやりしたものでも、画像として見えることを表します。

で、『見る』と対をなすもう一つの大きな感覚と言えば、当然『聴く』となりますよね。これはクレアオーディエンスと呼ばれます。

これは、聞こえるはずのない声を聞くことを表します。お告げを聞くなどというのがこれにあたります。はっきりその声を聞くというよりは、『そう言っていると感じる』という風に受け取る事が多いようです。

ところで、この声(音)というものですが、以前哲学的な問題で『誰もいない森で木が倒れたら音がしない。』というものが、有りましたね。

音は空気の振動でそれを感じるから、誰も居なければ音も存在しないことになる。

では、その人の耳が聴こえない場合はどうなるんでしょう?音は存在するんでしょうか?では聞こえるはずがない声は、存在しないんでしょうか?

閑話休題。クレアの話に戻りましょう。『何か言っているのを感じる』となると、次の感じるというクレアセンシェンス(これは霊感にあたりますが)にも関係します。

このクレアセンシェンスは、予感や直感などともいい、なんとなく感じるというのが、大きな特徴です。

そして、最後のひとつがクレアコグニザンス(霊知)というものになります。

はっきりとわかる。確信する。なぜか知っているということですね。今までの経験では分からないはずのことなのに、なぜか知っている。生まれながらにして分かっているというようなことになります。

クレアセンシェンスをずっと使っていくと、予感や直感程度に感じていたものが、しっかりと確信するクレアコグニザンスに変わっていくこともあるようです。

いずれにしろ 知らずに使っていることが多いのですが、あまりに頻繁に使っていると、とても疲れるので気をつけるようにしましょう。

また、人混みに行くと、何故か疲れるなあと思う人は、知らず知らずのうちにその能力を使っているのかもしれません。一度気をつけて見てください。もし疲れすぎるようなら、バリアを張ることも覚えましょう

に投稿 コメントを残す

クレア能力その1~クレアボヤンス

person holding clear and red floral ball

クレア能力って聞いたことありますか?サイキックのお話です。

クレア能力は、主に4つあります。

まず、一番有名な、クレアボヤンス(霊視)。次にクレアオーディエンス(霊聴)。そして、クレアセンシェンス(霊感)・クレアコグニザンス(霊知)と続きます。

今回はこのクレアボヤンス(霊視)についてのお話。

まずこの4つの力は、生まれながらに皆が持っている能力になります。
「なんとなくそんな気がした。」「よく分からないけど、直感が働いたの。」と言うのがこれに当たります。

クレアボヤンスは、裏にしたカードの記号が見えたりするのがわかりやすいですが、オーラが見える等もそれに当たります。そんなの分からないよと言う方がほとんどでしょう。でも、実際に肉眼で見えなくても、心に絵として思い浮かべる事もこれに当たると言われています。

あれ?これ普通にみんなやっていますよね?記憶を呼び覚ますときに、普通に絵として思い起こしませんか?

さらに、子供の頃はなんの疑問も無く、心の眼で見えていた物も(自分にしか見えない友達とか)、大人になるにつれ、「見えるはずが無い」という思い込みで、見えなくなってしまうのです。

そしてこの「心の眼」を開花させると、今まで見えなかった沢山の情報を「視覚」という形で、取り入れることが出来るようになると言われています。そして、訓練すればかなり見えるようになります。

ただ見えるようになると言うことは、いろいろな情報を吸収すると言うこと。ちゃんとしたクリア方法を知らなければ、余分な物も吸い取ってしまうため注意が必要です。
かく言う私も、知らずに色々使っては疲れ果てて居ました。そこに居る方の事を分かろうとして、意識を集中すると知らず知らずの内に使ってしまうんですよね。

今ではタロットリーディングの時には、サイキックは使わないようにしていますし(使わなくてもリーディング出来ます)、うっかり使って余分なエネルギーが付いちゃったなーという時には早めに落とすようにしています。

クレアボヤンスを開化させたい方は、クリア方法も一緒に習って下さいね。

に投稿 コメントを残す

ワンドの5~わかって欲しいのこの気持ちーじゃあソードの5は?

wall of fresco

ワンドの5といえば、棒を持って、てんでに争う5人の男達が描かれている。

これは、なぜかカップの3から繋がっていると言われる。上手く気持ちをシェア出来なかった時に、わかって欲しくて、主張しあう。そんな状態。

単純にみれば、これで終わりなんですが、タロット習い立ての頃の私には、ここでもう一つ気になることがありました。

ソードの5との違いが良くわからない。

ワンドの5は、絵的にも、感じもソードの5と似ていますね。ソードの5も争っている絵だもの。でね、当時の私にはその違いが、良くわからなかったんです。でもやっぱり違う。

ではどこが違うんでしょう?

それはね、ワンドとソードってこと。

そりゃそうだって?もう一回整理してみましょう。ワンドは『未来に向かう行動』ソードは『過去からの記憶と思考』

もう少し分かりやすく言うと、ワンドは『行動』。行動は、外に向かいます。争うとしたら、外に、他人に向かう。

じゃ、ソードは?ソードは『思考』です。思考は頭の中で行う。それの争い。

というわけで、ワンドの5は他人との争いを表します。行動を伴う争い。議論など。

対してソードの5は、自分自身との葛藤を表します。独りで苦しむ状態ですね。同じところをぐるぐる廻る。抜け出せない。まさに絡みついた、葛藤状態。

こう考えることが出来るようになったら、もう迷うことはなくなりました。

に投稿 コメントを残す

ワンドの2と3~2枚纏めて行っちゃうよ

sailboat sailing on water near island

ワンドの2と3というエネルギーがある。

どちらも似たようなエネルギーだ。自分の世界を広げるというエネルギーになる。でもやっぱり2と3 だから何かが違わなくちゃいけない。一緒だったら一枚でいいものね。

具体的には何が違うんだろう?

ワンドの2の場合、自分の世界を広げたいという思いがあふれてるという感じ。
なんとなくの展望。まだ具体的なところは何も煮詰まっていない。足元が固まっていようが、固まっていなかろうが広げたいなという気持ち。

対してワンドの3はどうだろう?

さあ、広げようというのは同じだ。ただちょうどいいタイミングを待っている状態である。

計画はもう立ててあるし、具体的な目標もある。チャンスがあればすぐに行ける。「待てば海路の日和あり」「待って」居る状態にあるということだ。海の向こうを眺め、”さあこれから出かけるぞ”という気概十分。
安定するにはまだまだ早い。今は動く時なのだから。

に投稿 コメントを残す

タロットは何で当たるんですか?

set of tarot cards and glowing candles on desk

タロットは何で当たるんですか?

不思議なことにそう聞かれる。そもそもなぜか、「タロットって当たるんですか?」とはあまり訊かれない。

ただ、当たるだけでは大して意味は無い。重要なのは、その結果を持って、どう自分を行きたい方に方向修正するか。

先日 1 オラクル(1枚のカードでリーディングする)でメッセージを送った時に、「何通りの中から、このメッセージを導き出したのですか ?」と聞かれた。私の場合は、大アルカナ1枚と、小アルカナ1枚の一組 セットで読み解くので、この場合は大アルカナ22枚と、小アルカナ56枚を掛けた数、1232通り分のメッセージが導き出せることになる。

ただ同じカードが出たとしても、その時の状況、その人の状態、あるいは直感によって、さらに何通もに読み解くことができるので、厳密にはこの何十倍にもなる。

で、さて元に戻って、「なぜこのメッセージが導き出せたのか?」は、はっきり言ってよくわからない。メッセージを送る人のことを思い浮かべ、質問を口にし、気が済むまでシャッフルして、いいだろうなと直感が私に告げたところで、シャッフルを終える。

そして導き出した 一組のカードから、メッセージを読み取るのだ。それがどのようなシステムで私の所に来るのかもよくわからないし、当たっているのかどうかもよくわからない。多分当たっているんだと思う。だから、冒頭の疑問の答えはこうなる。「私にもよく分からない。」

ただ何度も言うが、重要なのは当たる当たらないではなく、その結果をどう使うかということ。たとえプラセボでも、役に立てばそれで用を成したことになる。これからもそうやって使っていくつもりだ。

に投稿 コメントを残す

NOTE フォント

NOTEがロゴを変えた。

東証グロース市場に上場した。

で、その陰に隠れて(?)フォントまで作っていた。

フォントって、手で一つずつ作るんですよね。凄く手間がかかります。でもその分存在感もあるんですよ。

DTPを扱うわけでもないNOTEが、なんでフォントを作ったんでしょう?

きっと『文字』というものを、凄く大事にしているからじゃないのかな。
きっとこれからも、大事にしてくれる。

オリジナルフォント、本文にも使えるようになったら、いいな。

に投稿 コメントを残す

タロットの中の占星術

light woman relaxation abstract

占いにも色々な種類があって大きく分けると、命術・卜術・相術となっている。

命術というのは生年月日・場所などによる占いで、個人に固有なもの、そして生涯変わらないものである。そして卜術というのは、その時その時の瞬間を切り取って占うものである。相術というのは、人に向き合って行う占いのことである。手相・顔相などがそれにあたる。

タロットはこの中の卜術、占星術は命術に当たる。

そしてタロット というのは比較的新しい占いに分類されるので、それまでの占いの影響をだいぶ受けている。

例えば12星座それぞれに対応する、タロットカードというものが存在する。そしてそれぞれのタロットカードが、その12星座の性質の一端を見事に表している。

例えば 牡羊座の守護カードは皇帝だけれども、牡羊座と同様にエレメントは火、その性質は自ら動くことにある。そして守護カード というのは読んで字の如く、スプレッドの中にそのカードが含まれていた場合、本来の意味プラス、相談者さんの本来の性質が色濃く出るという意味にもとれる。

例えば私は魚座なので、守護カードは「月」になる。
「月」のカードと言えば、「将来が不安で仕方が無い」であるとか、「はっきりしない」など碌な意味が無い。勿論カードには基本良い悪いもないし、全て必要なカードなので無くては困るのだが、期待する結果の所にこのカードが出ると正直「あーーあ。」と言う気持ちになる。

そんなときに気を取り直すには、この守護カードという位置づけはとても良い。
そもそも「不安になりやすい」や「二面性を持つ」「はっきりしない」等は魚座の特性。
そんな特性が発揮されると思えば、対応策も取りやすい。

「不安になりやす」ければ、「準備をしておけば」いいし、「二面性を持つ」のは「柔軟な考え方」とも思える。

その他にもスプレッドにも占星術の「ハウス」を使った物もあるし、関係は深い。このように、タロット単体で見るのでは無く、占星術などと組み合わせると、新たな一面が見えてきて興味深い。