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ソードの3~ 悲しみと癒やし

ソードの3、このカードは、一般的には悲しみのカードです。

ハートブレイク、そして ハートブレイクを見つめる時、ということですね。

ただここで一つ大事なのは、悲しみというのはハートなんですけれども、ハートなのに、ソードで対応しているんですね。

ということはつまり、 本当は感情で悲しみを感じる必要があるにも関わらず、 ソードですので”思考”、つまり頭で対応しているんですね。

悲しいことが起きてもどこかでそれを抑えてしまい、心で受け止めるということをしていないんです。

そうするとどうなるか? 悲しみはそのまま燻り続けます。

ここで感情として、悲しみをちゃんと受け止め、それを解消してあげないと、思い煩うことが増え、それはそのまま、ソードの4に繋がってしまいます。

自分を癒すということができないまま、悲しみだけが、積み重なってしまうのです。

そして、ウエイト版で見るとよく分かるんですけれども、このソードの3は心に剣がグサグサと刺さっていて、嵐が吹き荒れているかのように、雲と、そして雨が降っています。

心はこのように、剥き出しのまま、風雨に晒されているのです。

もう一つ、灰色の背景というところも、ポイントです。

先ほど言ったように、灰色の背景というのは、感情を思考の次元に推し止めようとしていることを表しています。

しかし注目すべきは、剣が突き刺さって雨の中にあっても、ハートの赤色には、曇りがないということ。

美しさや情熱、諸々のことが全く失われてはいないのです。ここは着目すべき点だと思います。

また、他のソードのカードでは、感情を排して頭でのみ対処する側面が強いですが、ソードの3では、感情的な反応が前面に出されています。

また、それが故に、より深く悲しみを感じることになるのでしょう。

そしてこの悲しみの元は、人と人とのコミュニケーションのすれ違いであったり、イデオロギーの衝突など、人に対しての悲しみ、という面が強いようです。

いずれにせよこのソードの3が出る時は、自分の悲しみというものを、一度しっかりと受け止めて、それを癒していく必要があります。

ここで悲しみを受け止めないと、いつまでも癒されることがなく、次に進むことができません。

するとそれはそのまま、ソードの4 につながっていくことになるのです。

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ソードの6~お助け舟、いつもくるとは限らない

タロットソード6

お助け舟がやってくる?

ソードといえば 思考の中の出来事。
さて、ソードの5で自分の頭の中の葛藤を表すとすれば、次にはどうなるか。
それがソードの6の状態。

葛藤があまりに続くと、あるいはそこから抜け出したくなるもので、なんとか 逃げ出そうとする。

逃げるためにはどうするか。自分でそこを抜けるか、はたまた人の何かをあてにするか。

そこで、まあまあタイミングよく誰かが助けてくれるとする。それが助け船。

ソードの6は、タイミング良く誰かが助け舟を寄越してくれる。または、悩むより楽な方へ逃げたい。そんな思いから、今あるものを後ろに置いて、とりあえず一時的にでも逃げるということを表す。

逃げるのは別に悪いことばかりではない。策もなく、戦ってただ疲弊するよりは、一時的にでも待避して、態勢を立て直すのも一つの方法だ。

かといって、いつもいつも人の力をあてにして、楽な方へ 楽な方へと逃げ続けても、悩みはなくならず、後からずっと追いかけてくる。

どちらがいいかはその時次第だけれど、逃げるのも一つの手。ただそれは一時的な手に過ぎない。

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ソードの7~罪悪感と贈り物

pastel colored gift boxes

ソードの7 といえば、盗人がちゃっかり剣を盗み出し、抜き足差し足で逃げようとしている様子が描かれている。

一般的には、ちゃっかりと、要領良く物事を進めていくと言うことを表す事が多いが、同時に何かを得たときの罪悪感と感謝をも表す。
罪悪感と感謝のどちらを表すのか?それは両方である。

人間うっかり、自分が受け取れるはずだ、と思っているもの以上のものを受け取った場合、素直にただありがたいと、 受け取れる人ばかりではない。
ラッキーと思って受け取っても、後には罪悪感が残る事が多い。
なぜ自分はそれをもらえたのか?自分ばかりもらえて何か悪いことをしているような。

本来なら贈り物というのは、誰かがそれを差し出して、受け取ってありがとうと言った途端にその取引は終了しているはずだ。
そのものをくれた人は好意からくれているのであって、受け取る方は感謝して受け取る、ただそれだけでいいはずなのに、世の中にはお返しなるものが存在する。
そしてお返しを返さなければ、イーブンではないという考え方が一般的にある。

『これだけしてあげたんだから、ちゃんとお返しをしてちょうだいよ。』言外に勝手に(偶さか言葉に出して)そんな言葉が込められていたりする。

送る方はそう思っていると、お返しがないと何かモヤモヤした気分になる。
もらう方はと言えば、その思いを勝手に(あるいは正しく)感じ取っては、ありがとうというよりは、とても面倒くさい、うっとうしい気持ちになることがある。

そしてお返しをしないと「借り」がそのままあるような、罪悪感だけが残ってしまう。

そうすると せっかくくれたその贈り物にも、感謝の気持ちが湧いてこず、ただお返しをしなければという義務感だけが残るのだ。
こうなると、実際に相手がどんな気持ちでそれを送ってくれたのか、ということはどこかに飛んでいってしまう。

でもはたして、相手は罪悪感を抱かせるためにその贈り物をくれたんだろうか?
ただ喜ぶ顔が見たくて選んでくれたのではないか。
だとすれば、ありがたく頂いて、嬉しいですという感情を返せば、それでその取引は成立。終わったことになる。ありがとうという言葉を貰っておきながら、更に別の物までよこせとはそれではタダの強欲である。

贈られた方はと言えば、そこで十分感謝の気持ちを表し、味わったなら、次に何かの折に、その贈り物をくれた人のことをふと思い出して、何かこちらから贈りたくなるかもしれない。

そうしたらその時がタイミング。『ただ自分の罪悪感をなくしたいためだけに、何かを送る。』それでは相手にちゃんと届かなくて当たり前だ。
何かをうっかり手に入れたら、ちゃんと受け取りましょう。そして、感謝しましょうと言うお話。

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ソードのペイジ~迷える子羊・・

man holding sword

この子は迷っていた。
いつも迷っている。
早く何かをしたくて、行動も素早いほうだ。でも、頭で考えると迷いが出てくる。気持ちばっかり急く。

身体は未来を向いて、でも気になることがあるのか、ふと過去を振り返る。
”うまくいかないかも”
そんな気持ちでつい迷いがでる。

臆病なのか?いやでもそうでもない。思いついて素早く行動できる時もある。でも行動したとしても いつも迷う。

あれでよかったんだろうか?これでよかったんだろうか?

ソードのペイジは、迷いのカード。
自分の行動にいつも迷う。ただ若さもあって、気持ちも強い。考えてばかりで動けないわけではない。

問題は、その原因がどこにあるのか、自分ではなかなかわからないこと。
そして、それを探し当てる事にある。

例えば大アルカナタワーと一緒に出たら、”理想が高い あまりに迷ってしまう”となるし、大アルカナフールと一緒に出たら、”軽い気持ちで始めたものの後で迷う”となる。死神と一緒に出たら、”ひたすら迷う気持ちも、もう終わり。”となる。

でもここでのポイントは、ソードのペイジはコートカードだということ。
人物カードは一筋縄ではいかない。
それはあなたの性格を表しているのかもしれないし、実際にいる人物を示唆しているのかもしれない。

この子は何を言いたいんだろう?なぜ今、この場所で出てきたのか?
ねえお前は何を言いたいの?私に伝えるべきことがあるでしょう?
丁寧に聞けば、その心のうちの迷いも話してくれるかもしれない。

迷いを振り払うには、その迷いと元となるものをさらけ出す事が、肝要なのかもしれない。

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“ソードのキング” 昔の男

以前どこかで言ったかもしれないが、コートカード(人物カード)が出てきた時は、この人はいったい何を言いたいのかということを考えると分かりやすい。

タロットカードは、大アルカナと小アルカナという分け方をするけれど、もう一つ 小アルカナの中にも、数字のカード(ピップカード)と、人物カード(コートカード)に分けられる。

大アルカナも小アルカナの数字のカードも、慣れてしまえば比較的読みやすい。
けれどもこの人物カード というやつはなかなかの難敵だ。

タロット やり始めの時には、この人物カードは読み解けなかった。
勿論簡単に読み解ける事もある。ロマンスを求めてるときにカップのナイトなんかが出ると、ロマンティックな予感がしてうれしくなるし、新しいことを始めようとしているときに、ワンドのクイーンなんかが出ると、やる気と現実的な力を感じて、未来に期待できる。
ただ、そうでない場合もあり、いやむしろそちらの方が多かったりする。
今でもこの人物カードには悩まされることが多くあるけれども、一つのポイントがある。

単純な意味としては、数字のカードと被ることも結構ある。
ではなぜ数字のカードではないんだろう?

それは、人物カードでなければ行けない理由がなにかしらあるから。
そう考えると少しは読み解きやすくなる。

その人物カードが表す人、もしくは 性格などを考えて、一体あなたは何が言いたいのかカードにちょっと問いかけてみる。そうすると、ご機嫌次第では何かしらの情報をくれる。

というわけで今回は ソードのキング。

ソードは時系列から言うと過去。
頭で考える思考。
キング なので、ある程度以上の年齢の男性。

その辺りを見ると、ズバリ昔の男。

昔、自分に関わりのあった男性全般、または父親を表していたりする。
勿論性格でその人物を示唆していたりすることもある。その場合、冷静で思考優位の男性を表していることが多い。感情に流されず、少々理屈っぽいが、ある程度のスピード感をもって、仕事をしていく 男性。

これを聞いて誰か思い浮かびました?ま、そんな感じの人です。
そんな人が、その時のリーディングの出来事に関わっている。

こんな風に順番に読み解いていくと、ある時いきなり、なんとなく分かってくる。
「なにか言いたいことがあって出てきたんだな。」

”ただただ受け取って、そのまま伝える。”

タロットリーディングに必要なこのフラットな読み解き方の練習に、コートカードは最適かもしれないですね。
私もようやくこの頃、この読み解き方に馴染んできました。皆さんも試してみてね。