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大アルカナ6恋人~あなたが見てるのは私、私が見てるのは?

man and woman boat rowing in sea during golden hour

ウェイトスミス版の恋人のカードを見てみると、男性は女性を見つめている。では女性は?女性も相手の男性を見つめているんだろうか?否。視線は上に外れている。どうやら頭上の天使を見ているようだ。

じゃあ、この天使は何を意味するんだろう。それは自分自身の心と言われている。

なぜ相談者を女性とみているかはさておいて、相手を通して自分自身を見る。と言うことになる。

そこから派生して、”本当の自分を知る。”や、”自分であるための選択”であったり、単に”自分自身”を表したりする。

すると、小アルカナとセットで読むときにはどうなるだろう?

例えば、”自分自身であるために~で無ければならない”や、”本当の自分とは~である”となる。

また別の角度から見てみると、この恋人のカードは、大アルカナ15の悪魔と構図が一緒だ。一緒と言うことは、似ているか、対極を成すかのどちらかである。そう対極をなすのだ。

ではその違いとは?このカード恋人は”無償の愛・純粋な愛”を表す。生まれたままの自分。生まれたままの愛。条件などなにも無い愛。

では悪魔はなんだろう?それは見返りを求める愛、執着。そもそも、それが愛なのかどうかはともかく。

大アルカナ悪魔の意味はまた別の機会に譲ることにする。今回はここまで。

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大アルカナ21世界~いつだって最後には

person holding world globe facing mountain

今日は大アルカナ21世界について解説します。

このカードの持つエネルギーと、カード本来の意味

これ単体の意味では、「大団円を迎える。」「いつも最終的には○○となる」となります。

このカードは、大アルカナカード22枚あるうちの、最終カードですので、人生のステージの最終段階を表します。では22枚目のカード、「世界」で全てが終わるのかと言うと、決してそうではありません。

人生は螺旋階段のようなものと良く言われます。一歩ずつ階段を上っていき、一つ段階が上がったら、また同じような事を繰り返しながら階段を上がっていくのです。そうしてまた一つステージが上がるのです。

ステージが上がってからも、また同じようなことを繰り返すということは、21の世界で最終局面を迎えステージが上がっても、0の愚者から始まって、また一歩ずつ階段を上っていくのです。ですからこの世界というカードは、ステージが上がる直前の状態を表しているのです。

大アルカナ・小アルカナセットで読み解く時の例ー場所によるリーディングの仕方

では大アルカナ・小アルカナセットで読む時にはどのような読み方をすると思いますか?

実はこれは割と簡単なのです。「すべて」「いつも」と読めば良いのです。ポジティブなカードと一緒にでても、ネガティブなカードと一緒に出てもです。

少し例を挙げてみましょう。例えば、ワンドの5と一緒に出た場合、「いつも全て何か争いごとになる」「いつも競争し続けている」ということになります。

ではこれがカップのエースと一緒に出たらどうでしょう?

「いつも新しい人生」またはカップのAは「赤ちゃんカード」でもありますから、「全てが赤ちゃんに繋がる」などという風に読めます。

ではコートカードと一緒に出たらどうなりますか?例えばカップのページはどうでしょう。

カップのペイジ単体では、「ワクワクすること」「いつも人を楽しませたい」というエネルギーです。これと世界のエネルギー、「全て」「いつも」と一緒に考えてみると、「いつもいつもワクワクすることが全て」「いつでも恋していたい。」「結局はいつも夢見ることが全て」という状態を表します。地に足がついてない感じですね。

このカードと一緒に出るときは、ポジティブでもネガティブでも、”結局””最終的には”「いつもそうなる」というエネルギーになります。今回はここまでです。

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大アルカナ0愚者~考え無しから全て始まる

sea landscape bird beach

さて今日は、大アルカナの1番初め、愚者のカードについて話してみたいと思う。

この愚者のカードには、そもそもすごくいろんな意味があるけれど、私のリーディングの仕方(大アルカナと小アルカナを一枚ずつセットで読む読み方)では、楽しいから何かを始めるという、物事の始まりを表している。

ポジティブな小アルカナと一緒だと、”楽な気持ちで何かを始める”や”楽しいから始めたらこうなった”、”深く考えずにどんどんやっちゃおう”、そんな意味になる。

対してネガティブなカードと一緒だと、”何も考えずにうっかり始めたら・・”といったような意味になる。どちらも”何も考えない”という点では一緒だ。だからこのカード自体は、ポジティブもネガティブもない。まあカード全体はそうだといえば、そうなのだけど。

とにかく”無垢の状態”、そしてその状態から”何かを始める”ということを表している。全てはここから始まる。だから、このカードが「結果」になることはなく、全ての「原因」となるしかないのだ。

ここでもう一つ思うのは、このカードが象徴する通り、全て何かを始めることというの、楽しいことであるという点だ。

何かを始めるにあたって、何の知識もないし、なんの技術も持っていない。ただ楽しいからはじめる。それが1枚目のカードとなる。思えば何かを学び始める時も、最初はただただ楽しくて、そのうちなぜか、楽しくない、苦しいとなってくる。

自分がなかなか伸びないことであるとか、今までの成長をプラスに受け止められなかったり、人と比べてしまったり、「しなければいけない」という気持ちばかりになっていたり。

冷静に考えてみれば、実際に何かを始めて少し経った時には、”必ず”始めた時点よりは上手くなっているのにも関わらず、始めた時より楽しくないということだ。

そこに余分な思考が入り込むと、「こう有るべき」などという思いが邪魔をして、純粋に始めた時の楽しい気持ちを、思い出すことができなくなるのだろう。

だから楽しくなくなった時は、始めた時の何もできなかった自分を思い浮かべて、あの時よりは確かに成長したのだ。「0より1はいつも必ず大きい」と自分に言い聞かせる。

愚者のカードを見ると、いつもこのことを思い出す。

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大アルカナ1魔術師~何もかも自分次第

abstract painting

今日は大アルカナ魔術師について。

魔術師は大アルカナの二番目のカードにあたる。二番目にして、すでに完璧だ。

魔術師ーマジシャンーの意味するところで言うと、『何でもできる・不可能はない』ということになる。そしてその『何でもできる』は、自分次第であって、自由に決めることができる。

希望も何もかも、自分次第だ。ポジティブなカードと一緒に出ると、もちろん希望が見え、何でもできるということになる。じゃあこれが、ネガティブなカードと一緒に出ているとしたらどうだろう?

それはマジシャン自身が、自分次第という意味なので、”大変なことにしているのは自分”ということになる。

あ、そうそう忘れていたけれど、この自分次第ということは、”自分に負担がかかっている”ということにもなる。何もかもワンオペなのだ。

そしてこれは、出る場所にもよって色々意味が変わってくる。

現在のところに出れば、自分のせいで、もしくは自分の力で、○○になっているということになるし、近未来もしくは未来のところに出れば、”自分次第で”できるということになる。つまりできないのは自分のせいということだ。

もし人生パターンのところにそれが出れば、”いつもいつも、自分ひとりで何かをするという癖がついている”ということだ。器用な人に多い。

自分で何とかできてしまうので、他人に対して助けを求めるのはすごく苦手だ。

とにかくこの魔術師というカード、大概はポジティブな意味に取ることが多い。いやネガティブでも同じか、”自分でどうにかできる”のだから。ある意味これもまた厳しいカードなのかもしれない。

『あなたは完全なのだから、自分で何でも出来るはず。出来ないのは他人のせいじゃない。』

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大アルカナ5教皇~本当にきつい社会的慣習

cathedral interior religious with benches empty in back

今日の課題は大アルカナにしようと思っていた。ただひいたカードを見たときに、はっきり言って「しまった」と思った。教皇だったからだ。今の私に教皇はちょっとキビシイ。

これもまた以前どこかで言ったかもしれないけれど、教皇というカードはなかなか きついカードだ。この教皇はよく、その一つ前の皇帝と比較されるカードでもある。

皇帝自身も厳しいカードであるが、皇帝は自分自身が主役であって、頑張るのも負担が掛かるのも自分自身だ。しかし、教皇はそれ以上に”自分より上の者に従っている”というところが大きな違いだ。

だから教皇が表すところは、契約や結婚、あるいは社会的な縛り、慣習といった、自分ではなかなか変えようがないことに従うという特徴がある。そして教皇が表すカードは 牡牛座、土の星座だ。これもまた動きのない 頑固な性格を持つ。いやだから、牡牛座の守護カードなのだ。そして支配するのは占星術ではハウスの2経済面。これも又、社会が主役だ。

ただ、厳しい反面、ポジティブなカードと一緒に出れば、契約の成功や結婚の成功など、堅牢なものを表す。そしてネガティブなカードと合わさると、そうご想像通り。契約や結婚などその約束事はうまくいかないということも示唆する。

いずれにしろこの教皇というカードのキーワードは、”~しなければいけない”だ。

決まりごとのそれが、自分よりさらに上にあり、その基準に従って全て動くいや、なかなか動かないカードである。

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大アルカナ2女教皇~いつかきっと

woman wearing a dress

タロットカードの説明は色々してきたけれど、どうしても小アルカナに肩入れしがちであるということに気がついた。

なんせ今の時点では、大アルカナは16タワーと11正義だけだ。

なぜなんだろう?きっと大アルカナ1枚のほうが、たくさんの意味を包括しているし、一筋縄ではいかないからだ。というわけで今回は大アルカナ2女教皇。

この女教皇というカードは、大アルカナカードの3番目に当たる。なかなかに重要なカードでもある。

そもそも女性の教皇というのは存在しないし、絵柄も教皇というものからは遠い。ただ何故このカードが重要かと言うと、このカードには、女性に備わっている全ての良いものを体現しているということにあるからだ。

性格の素晴らしさ、女性としての美しさ、とても機知に富んで学ぶことをやめず、静かに自分を高め続ける。中でも、書物からの知識を吸収し続ける、というのが大きな特徴だ。

大きな特徴としては「静」と「動」で言うと圧倒的に「静」であるということだ。「静」であるということは、いざ動こうとしても、なかなか動けないということも表す。

今の位置からなかなか移動しないのだ。何かを始めようとしても、「いつかやろう」「将来的にいつかきっと」という気持ちだけで、実際に行動に移すかと言うと、なかなか移さない。

行動に移さなければ、不安ばかりが膨らんでいく。そしてこのカードは、ポジティブのカードと一緒の時でさえ、いつかこれをやろうと思いながらあまりに動かず、ネガティブのカードと一緒では、「いつかきっとこんな風になるのではないか」と心配し続けることになる。頭でっかちになりすぎるのも考えものだと思う。

何事も、感情と行動と思考が一体になって、初めてしっかりとした成果になるのだから、そういう意味ではこのカードはまさに思考のカードと言える。

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大アルカナ11正義~誰にとっての正義なの?

さてまず初めに、大アルカナ11番正義、ジャスティスだけれど、ここでは11番 として扱うが、ものによっては8番として扱うものもある。
その場合は、ストレングス力が11になる。

で、11としての正義ジャスティス、これは正義の女神が、片手に天秤、片手に剣を持って、何か決断を下そうとしている光景が描かれている。

この女神は何をしているかと言うと、公正さを見極め、それによって剣を持って決断をしようとしている。

じゃあ、この”公正さ”というのは何を基準としているのか?
これは”自分にとっての”公正さを表す。

自分にとって、フェア かどうかということで決めましょうと言うこと。

いくら世間が”これが正しい”と言ったとしても、自分にとってそれはフェアではない、正しくないということであれば、決めなくていいし、周りがいかにそれは違うといったところで、ポリシーや自分自身の在り方に沿っていれば、そこは決断して進んでいって大丈夫ということだ。

全て自分次第。
しかしその根底にあるのは、正しいことをしたいという正義感である。
ただしその正義感の基準は自分。
判断するのも自分、行動するのも自分、フェアに思えなければフェアになるように行動していこうということ。

大アルカナなので、すごく いろんな意味を包括しているし、一緒に出てくる小アルカナによっても、意味はいろいろ変わってくる。

例えばワンドの4だったら、自分にとって良いと思えることなら、結婚するなり、ベースとしてしばらく止まるなり、落ち着くのもよし。
ソードの5なら、何が自分にとってフェアなのか、頭の中でひたすら葛藤している。まだまだ答えは出ない状態、などとなる。

正義感を頼みに、決断して事を進めるか、バッサリと切って捨てるか。悩ましいところだ。

ついでに言えば、この正義というカード、天秤座の守護カードであり、ハウスで言えば 7を表す。
天秤座の人のためにこのカードがでれば、重要な意味を持つし、助けてくれる存在でもある。

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大アルカナ16 タワー(塔)

大アルカナの16塔タワーと言えば、78枚あるカードの中でも一ニを争う破壊力を持つ。

普通のタロット鑑定では控えめに言っても「少々散らかりますね。」と言われるカード。カード自体に重大に意味を持たせる鑑定師さんだったら、「人生を揺るがすような、とてつもないことが起こりますよ。」なんて言われかねない。そんなわけで、このカードが出ると『いやーー!』という人も多い。

私も以前はそうでした。いかに結果じゃ無くて、対策に重きを置くと言われても(自分でそう言っていても)、この絵柄を見れば、心臓はバクバクするし、お先真っ暗な気分になってしまう。
でもね、悪いことばかりを表すんじゃないんですよ。
だからそのことに気がつくと、ちょっとましな気分になります。

意味としては、「理想が高すぎてうまくいかない」もしくは「足元が固まっていないために崩れてしまう」というのが基本になります。自分の思いが強すぎて、うまく行かないんですね。

そしてさらに私が鑑定をする中で、このカードには一つの特徴があるんです。リーディングの内容というよりは相談者さんについての特徴です。

タワーがよく出るなという 相談者さんはズバリ、『女性で』『自分で何かをやっている人(起業している人)』が多いなと。

そういう人は、『私 このカード よく出るの』『この間も出たよ。』という方が何人もいらっしゃる。かくいう私もその一人。結構出ます(笑)

でも何で出るんだろう?

自分で何かをやっている人に関しては、自分で何かをするとやっぱり、価値観や生活がガラリと変わることも多いので、その辺りの、『今まで常識としていたところがガラガラと崩れ落ちるタワー』というのが出てくるんじゃないかなと思うんです。

ただ男性の場合はあまりその辺りが特徴的に出ない。
なぜか?女性の場合、小さい頃から自分で何かを成し遂げるというよりは、人の補佐に回るということが多いためではないかと思います。

自分で何かを始めるためには、今までの価値観の大幅な書き換えが必要になってるんじゃないか。
またチャレンジすると、そのぶん当たって砕け散ることも多いため、生まれ変わりを表す死神よりも、ガラガラと砕け散って、そこからまたもう一度立て直すというタワーの方がイメージに合うのかもしれません。

いずれにしろ、自分の好きなように、美しく、自分の気に入ったデザインの塔を建てるためには、今とりあえず立っている、なんだかイマイチ気に入らない塔を、一度壊すのが手っ取り早いですよね。

ですから、自分で何かをやろうと決めた時から、徐々に壊して、自分好みに立て替えるのがソフトランディングのコツです。

でも、いつもいつもそんなに上手く行くわけではありません。
なので、自分で何かをやろうと思っている人にこのカードが出たら、あまり気に病まないようにと伝えています。きっとそれだけ思いも強いのでしょう。

注意すべき点としては、あまりに理想ばかり求めて、完璧主義に陥っていないか?または、足元が固まっていないのに、焦りすぎていないか?ということです。
いずれにしても 自分で納得して住み心地の良いタワーを建てたいものですね。

『禍福はあざなえる縄のごとし』たまに散らかるのもまた人生ですものね。