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“ソードのキング” 昔の男

以前どこかで言ったかもしれないが、コートカード(人物カード)が出てきた時は、この人はいったい何を言いたいのかということを考えると分かりやすい。

タロットカードは、大アルカナと小アルカナという分け方をするけれど、もう一つ 小アルカナの中にも、数字のカード(ピップカード)と、人物カード(コートカード)に分けられる。

大アルカナも小アルカナの数字のカードも、慣れてしまえば比較的読みやすい。
けれどもこの人物カード というやつはなかなかの難敵だ。

タロット やり始めの時には、この人物カードは読み解けなかった。
勿論簡単に読み解ける事もある。ロマンスを求めてるときにカップのナイトなんかが出ると、ロマンティックな予感がしてうれしくなるし、新しいことを始めようとしているときに、ワンドのクイーンなんかが出ると、やる気と現実的な力を感じて、未来に期待できる。
ただ、そうでない場合もあり、いやむしろそちらの方が多かったりする。
今でもこの人物カードには悩まされることが多くあるけれども、一つのポイントがある。

単純な意味としては、数字のカードと被ることも結構ある。
ではなぜ数字のカードではないんだろう?

それは、人物カードでなければ行けない理由がなにかしらあるから。
そう考えると少しは読み解きやすくなる。

その人物カードが表す人、もしくは 性格などを考えて、一体あなたは何が言いたいのかカードにちょっと問いかけてみる。そうすると、ご機嫌次第では何かしらの情報をくれる。

というわけで今回は ソードのキング。

ソードは時系列から言うと過去。
頭で考える思考。
キング なので、ある程度以上の年齢の男性。

その辺りを見ると、ズバリ昔の男。

昔、自分に関わりのあった男性全般、または父親を表していたりする。
勿論性格でその人物を示唆していたりすることもある。その場合、冷静で思考優位の男性を表していることが多い。感情に流されず、少々理屈っぽいが、ある程度のスピード感をもって、仕事をしていく 男性。

これを聞いて誰か思い浮かびました?ま、そんな感じの人です。
そんな人が、その時のリーディングの出来事に関わっている。

こんな風に順番に読み解いていくと、ある時いきなり、なんとなく分かってくる。
「なにか言いたいことがあって出てきたんだな。」

”ただただ受け取って、そのまま伝える。”

タロットリーディングに必要なこのフラットな読み解き方の練習に、コートカードは最適かもしれないですね。
私もようやくこの頃、この読み解き方に馴染んできました。皆さんも試してみてね。

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