目次
このカードの持つエネルギーと、カード本来の意味
さて今回のカード隠者ですが、どういうイメージがありますか?
洞窟にこもって、一人修行をするというようなイメージでしょうか?まさにそのイメージ通りなんですが、これはずっと探す、そしてそこから抜け出せない、そればかりをひたすら考える・固執するという意味になります。
一言で言うと、『内省』です。私はストレングスファインダーでこの内省が1位に来るので、まさに私のカード。但し、実際の行動に移さないかというと、そんなこともありません。固執するのですが、行動することにこだわる場合も有るからです。
そんなカードの特徴は、自分自身の考えに集中してしまうので、その他のことが見えなくなる。それも長い間。さらに、何をするにも自分自身の考えを追求することに重きを置く。そのため、それ以外のことに興味を持つことがありません。さらにその上、自分がそこにはまり込んでいること自体、多くの場合はあまり意識していません。
大アルカナ・小アルカナセットで読み解く時の例ー場所によるリーディングの仕方
では小アルカナとセットではどんな風に読むのでしょう?
これは一緒に出る小アルカナが、ポジティブなカードであれ、ネガティブなカードであれ、一緒です。そして、その結果がどうなるかは分かりません。ただその考えから抜けられなくなると言うだけなのです。
例えば行動を表すワンドのカードと一緒だったら?ワンドのエースの場合はどうでしょう?
行動と内省、一見相反するエネルギーのように感じられます。ですが、先にも書いたとおり、行動することに固執すると言う意味にも取れるのです。または、実際の行動というよりは内省自身が新しいエネルギーを生み出すという意味にも取れます。。
今度はネガティブに取れるカードではどうなるでしょうか?例えばソードの5では?ソードの5は葛藤するという意味でしたね。その場合は、すんなり進みそうな時でも、葛藤するような内容がないかどうか、探し続けてしまうということになります。考えなくても良いところで、こだわってしまうんですね。
あっさり行動に移すことなく自分の内へ内へと入り、深い深い内省の海にハマり込むのです。
ちなみにこれは乙女座の守護カード。占星術で言えばハウスの6、日常・生活・健康や仕事というところを司ります。