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タロット上達のコツPart2

teddy bear on sofa

さて、タロット上達のコツ第2弾ですが、今回は予告通りスプレッドの選び方です。

タロットのスプレッドは何種類もあるので、選ぶのに迷う方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。恋愛ならこれ、人間関係ならこれ、仕事ならこれという具合に、特化したスプレッドも結構あります。

ただここで初心者にありがちなのは、枚数が少ないものほど、読み解くのが楽という思い込みです。

確かに枚数が少ない方が、それぞれのカードの関係を考慮して全体を読む事を考えれば、楽かもしれません。でも、その少ない枚数で、質問の内容全てを網羅しなければならないので、逆にそこに足していくことが多くなるわけです。

さらに、カードを読むときは、そのまま読むのが重要なので、自分の経験や、意見などを入れることは出来ません。そうすると、「今日の行動指針は?」等の単純な質問以外では、少ない枚数では自ずと詰まってしまうことが多いのです。

ですから、私は初心者の人ほどケルト十字などのような、ある程度の枚数を展開するものをお勧めしています。1オラクルですべてを説明しようとすると、そこに自分の想像や、意見が入り込んでしまいやすいのです。それはもうすでにタロットリーディングではなく、単なる悩み相談になってしまいます。

本来、質問の答えは、相談者さん自身の中にすでにあるのです。タロットカードは、その潜在意識を引き出すために使うにすぎません。間違っても、リーダーの意見をいう場ではないのです。

ワンオラクルで読み解けるのは、ワンポイントのメッセージや、今日1日の行動指針など、限られたものに使うべきです。

ただ、ケルト十字のように10枚以上も展開すると、始めと終わりが辻褄が合わなくなるからまだ無理、という方もいらっしゃるでしょう。そんな場合は、気になるカードからまず読み解く練習をしてみましょう。必ずしも全てのカードを読んで伝える必要はありません。

それもまだ負担が大きいことであれば、3カードで展開するのが良いでしょう。タロットカード3枚あるいは3組で読み解いていくものです。

この3枚は、展開する場所によって自分の好きなように設定することができます。大概は、時系列「過去・現在・未来」という風に使います。アドバイスカードは別に1枚(若しくは1組)引けばいいでしょう。

もし過去がいらなければ、「現在・未来・アドバイス」という風にも使います。

あと私はあまりやらないのですが、「本人・相手・周りの環境」という風に展開する方もいます。

さらに展開する枚数や、回数に限りがあるわけではないので、一度3枚(組)を展開して、追加でまたもう一度展開するということでも大丈夫です。

大事なのは、シャッフルしながら”何枚展開するか”、”どのように展開するか”、ということを決めておくということです。シャッフルが終わるまでに、質問事項と展開方法は明確に決めておきます。

わからなくなりがちだったら、紙に書きましょう。相談者さんの質問事項も、簡単でいいので書くと良いでしょう。書いて相談者さんに確認することで、ポイントがずれてしまうなどということも回避することができますよ。では今回はここまで。次は「沢山の枚数を展開したときにどこから読み始めるか」です。

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