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このカードの持つエネルギーと、カード本来の意味
カップのナイト、このカードは理想の王子様を表します。相談者さんが男性の場合は、理想の女性ですね。ナイトなのに女性も表すのか?と聞かれるとちょっと変な感じはしますけれども、でもここは性別関係なく、理想の異性のことを表します。簡単に言うと、まさに白馬の王子様ですね。
そして、これにカップの性質がありますので、「感情が先に立つ」「誇り高く」悪く言うとちょっと「虚栄心」もあるというようなカードになります。
このカードもあまり難しいカードではありません。ただコートカードですので、実際の人を表すのか、性格を表すのか、というところはその時々によって読み方が変わってきます。
では大アルカナと合わせて読んでみましょう。
大アルカナ・小アルカナセットで読み解く時の例ー場所によるリーディングの仕方
例えば、13の死神と一緒だったらどうですか?13死神は否定形でしたね。その人物は「理想の人ではない」「その人との間はロマンスには発展しない」という風に読みます。
次に例えば、20審判ジャッジメントと一緒に出た場合はどうでしょう?審判というのは様々な人まで巻き込むような、大きな決断を表します。ですので、その理想の彼若しくは彼女と一緒になるには、大きな決断が必要ということになります。
身内の人、自分の家族、両親や子供かもしれません。その人達まで巻き込んだ決断が必要、という風になります。
もう一枚見てみましょうか。9番隠者と一緒に出たらどうでしょう?9隠者というのは、「ひたすらと探し求める」いうことでした。ですから、このカードと一緒でしたら、「ひたすら理想の人を追い求める」「ずっとずっと白馬の王子様を探し続ける」ということになります。
理想の人が、必ずしも自分にぴったりの人であるとは限りませんけれど。今回はここまでです。