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私のお仕事2種類
さて、私はタロットリーディングと、ITサポートというお仕事を生業にしているのは過日お話しました。タロットリーダーになった経緯については以前お話しましたので、今回はITサポートをしようと思った経緯を書いてみようと思います。
元々はパソコンなんて必要ないと思っていた
今でこそITサポートなんて仕事をしている私ですが、遡ること云十年、Windows98が発売された頃、パソコンとは縁の無い生活を送っていました。
今では考えられないですが、パソコンなんて無くてもなんの不自由も無い生活環境だったのです。携帯電話すら、無くても平気でした。
そんなとき、結婚したばかりの主人が「パソコン教室に通いたい」と言い出しました。
ビデオの配線さえ出来ない主人が、です。ビデオの配線?それは勿論私がやっていました。
地域のパソコン教室に行くことになったよ
さて、そのパソコン教室ですが、初級のワードとエクセルの教室でした。当時の私には何の役にも立たないモノでした。
ですが、それをきっかけに、なぜかパソコンの中身に興味が湧いてきたのです。どんな仕組みで動くんだろう?知りたくてたまらなくなりました。
それから、パソコン雑誌を買ってきて読むようになったのです。
そこからは加速が付いて行きました。
知ったら実践してみたくなり、とうとう我が家でもパソコンを買うことになったのです。
初めてのパソコンは富士通製でした。WindowsXP、今思っても使いやすいパソコンでした。
転職をきっかけにサイト作りを習う
それからしばらくして、最初に勤めた所を辞めることになりました。
ところが、私はまともに事務職を、やったことがありませんでした。そこで、職業訓練を受けることになったのです。せっかくなので、WEBサイト作りを習うことしました。
初めて作ったサイトは、当時流行の自己紹介ページ。でもこれが受け取るばかりで無く、発信することも出来ると思えた出来事だったのです。
そのままサイト制作の仕事に就いたのかと言うと、世の中そんなに甘い物では無く、その程度の技術ではほとんど役には立ちませんでした。勿論それを補う熱意もありませんでした。ただ、それが良かったのかもしれません。かえって様々な事をするようになったのですから。
その後、様々なソフトを使うようになり
それからはOA事務と呼ばれることを、いろいろとやりました。
基本のオフィスはもとより、DTP系ソフトを使い、チラシ制作やバナー作成地図作り、サイトの更新、PCの設定管理、WEB広告に関するデータ作り、スクリプトの作成からエクセル自動化、Googleアプリの連携などなどなど。さらにはスマホアプリの開発の勉強まで。
この間、知り合いのITの不調を治すのは私だった
こんな感じで専門と呼べるものはないのにも関わらず、いえだからこそ、なにかパソコンで困ったときは、知り合いは私に尋ねるようになってきました。パソコンの設定が出来ない、無線が繋がらない、メールが受け取れない、などなど。
この状態が何十年も続きました。
これって仕事にしてるひともいるよね?
長いこと知り合いに頼まれて助けてきました。
でも、このサポートを専門に仕事としている人も居るんです。
”じゃ、私がそれをやってもいいんじゃない?”
それから対価を頂くようにしたんです。
対価を頂くようにしてからは、なぜか私が言ったこと、注意事項なども皆さん聞いて下さるようになりました。
『分からなくてもまた聞けば良いや』という気持ちの方は居なくなり、最低限自分で調べる事は調べ、お互いの時間のロスが無くなりました。
対価を貰う覚悟
こんな風にして、ITサポートというお仕事を始めたわけです。
そしてちゃんとお金を頂くことにしてからの変化については、何より私にその覚悟が出来たことが大きな原因だと思います。私が渡すモノに対しての自信と、対価を受け取って良いという自分への許可、自分自身をきちんと扱うという覚悟です。
と、まあこんな感じで、ITサポートやってます。