「タロット占いでわかりやすい答えを貰うコツは?」
「Yes/Noで答えられる質問はNGって聞いたけどホント?」
「訊いちゃいけない質問てあるの?その他に注意することって?」
タロットで占ってみたものの、どうもポイントがずれた答えしか返ってこない。
また、占って貰うときにいざその場になると、本当に訊きたいことを忘れてしまったり、上手く説明できなかったりしますよね。
結論、このポイントを押さえればそんな悩みとはさよならできます。
まずは実際の占いのつもりで、質問を作ってみましょう。
この記事では、2,000件以上の鑑定実績を持つ現役タロット占い師である莉加が、
・効果的な質問の仕方
・答えは出来るか出来ないかでは無く、アドバイスを貰うもの
・対象はいつも自分
について解説します。
未来は決まっているわけではありません。自分が目指す方向をはっきり示していいのです。
記事を読めば、今までよりもっと実践的な答えを貰うことが出来るようになりますよ。
ぜひ最後までご覧下さい。
目次
1.課題を明確にする
現在の自分の課題を、明確にすることから始めましょう。具体的にはこんな感じです。
・「○○という仕事をしたいのですが、気をつけることやアドバイスを下さい。」
・「お付き合いしている方と結婚したいです。どのような注意事項がありますか?」
などです。
丸投げ質問はNG。丸投げ質問とは、目標や方向性も決めずに、ざっくりと「仕事どうなりますか?」や「結婚出来るでしょうか」といった質問です。
そういった質問だと、「そこそこ良いですよ。」や「多分出来るでしょう」といったぼんやりした答えになってしまいます。そしてそれは自分でリーディングする際にも同様です。むしろ、自分でリーディングするときの方が難しいかもしれません。
なぜなら、人は自分に都合の良いように質問を無意識に修正してしまうことがあるからです。
タロットは、目指す場所への経路を訊く物です。希望の方向は自分で決めるもの。あなたはどうしたいのかが大事です。まずは課題を明確にしましょう。
2.オープンクエスチョンを使う
まず、オープンクエスチョンとはYes/Noで答えられない質問のこと。
Yes/Noで答えられる質問方法だと、「出来るか、出来ないか」という答えで終わってしまいます。
答えだけを貰ったところで、なんの役にたちません。重要なのは対策を立てることです。
欲しい未来を引き寄せるために、アドバイスをもらえるような質問にしましょう。
3.対象は自分。勝負事や病気は守備範囲外
1.リーディングの対象はいつも自分
大前提として、第3者のことを勝手に占ってはいけません。理由は2つあります。
1つめはマナー違反だから。タロットは潜在意識を見るもの。他人を占うと言うことは他人の心の内を本人に告げず、こっそり覗き見ると言うことです。それは言うまでも無くマナー違反ですし、自分がされたら嫌ですよね?ですから、他人の心の中を勝手に見るのはNGです。
2つめは他人がどう思っているかは、相談者が取り組むべき問題ではないからです。その方が何を思い、どう行動するかはその方の問題です。あなたはあなたの問題に注力しましょう。
これに関しては、相手が自分の子供などでも同様です。子供は自分の付属物ではありません。
さらに、子供は今現在に生きています。そのため、中学生くらいまではその意識を見ることに余り意味があるとはいえません。
「じゃ、付き合っている人が何を考えているかは見てくれないの?」
そんな声が聞こえてきそうですね。
ここで考えてほしいのは、なぜ心の内を知りたいと思うかです。それはその人と上手に付き合いたいからですよね?
その場合は「仲良く付き合っていくために『私は』どんなことをしたら良いですか?」と言うのが効果的な質問です。
2.勝負事や病気については×
次に、「勝負事全般」、「病気や人の死」などについても占わないほうがいいでしょう。
順に説明しますね。まず「勝負事、賭けごと、受験など」ですが、未来は決まっている物ではないので、占うこと自体余り意味がないのです。
それに、占った結果は今現在のこと。受験などで、良い結果が出たからといって、勉強するのを止めてしまえば合格出来ないかもしれません。そして悪い結果で諦めてしまってはやはり良い結果には成りません。ですから、相談者本人に良い結果をもたらせないような質問はオススメではないのです。
同様に、「病気や人の死」等についても、相談者さんが前向きになれないような質問については占わないというのが基本です。
4.紙に書き出すとわかりやすい
最後に、質問の内容ではありませんが、オススメの方法です。
「質問内容は必ず、紙に書き出すこと。」
これは自分で占うときも、誰かに占って貰うときも一緒です。
ポイントは実際に声に出して、そのまま読み上げれば良いくらいに、ちゃんとした質問の形にしておくこと。
なぜか?
人に占って貰うときと自分で占う時に分けて考えてみます。
まず人にリーディングして貰うときです。
一つには、人に占って貰うときは肝心の本質に迫る質問は、なかなか口に出しづらいことが多いからです。本当に訊きたいことが結局訊けなかったと言うこともままあります。
二つ目は、緊張して上手く言葉に纏められなかったり、忘れてしまったりするからです。
せっかく時間を割いて占って貰うのですから、その時間は有効に使いたいですよね。
次に自分でリーディングする時ですが、「自分で占うんだもの。分かるでしょ?」と思いますか?
それがそうでもありません。質問内容を文章にしたつもりでも、シャッフルしている間に肝心の文末が曖昧になってしまったり、設定した時期を忘れてしまったりしがちなのです。
自分の心の中から、一度その質問を外に出し、カードにエゴが入り込まないようにし、
フラットな気持ちでリーディングするのにも有効なのです。