私はストレングスファインダーで内省が1位に来る。
私にとって 内省とは一人遊びのようなものだった。
自分で自由に想像の翼を広げて、どこにでも行ける。
なんにでもなれる。
ずっと考え続けていられる。
大きな声で言わないけれど、それはそこそこ楽しい。
ただ一方で、一人遊び という言葉が象徴するように、役に立つというよりは、ちょっと楽しいけれども、マイナスの方向に働く、という印象があった。
例えばよく言われるのが、”考えすぎ”、”みんなそこまで考えていないから大丈夫”など。
そして何回も考えて反芻するので、勢い行動を始めるのが遅くなる。
いろんなパターンを考えて、考え尽くして、初めて 行動に移れるのだ。
ただ、どんなに考え尽くしたと思っていても、やっぱり予想外のことは起こるもので、行動するとたいがい 1度では成功しない。そしてまた考える、という スパイラルにはまり込む。
そんなこともあって内省というのは私にとってマイナスの要素が強かった。
ところが、先日読んだデールカーネギーの「道は開ける」によると、欲しい人材の条件として、一つは「自分で考えることができる人」そしてもう一つは「物事の順序を決めて行動できる人」とあった。
生まれた時から50%はクリアしてる。
そう思うとすごいアドバンテージじゃないですか?
後は重要か、重要じゃないか、物事の順序を決め、順に行動していけばいいだけ。
そしてそれは、この頃朝ノートを書くことによって、少しずつ実践できている。
考えるだけで何もしないとか、それはマイナスに思うことも多いけれども、世の中には考えることができなくてそのためのツールまで必要とすることがあるらしい。
どんなに上位の資質は優れたところだと言われていても、実感できなかったが、そんなツールまで必要とするほど考えたい人もいるのだということで、一つのアドバンテージとして見ることができるようになった。
ちなみに そのツールは、実は私も登録している。
深い内省ができるWEBアプリ 『リフクラ』
https://reflectioncloud.achireth.onl
内省は得意だけれどスピードアップしたいという人にもなかなか使えそう。何より「終わりのない考えを、ぐるぐる繰り返す」というところからは、早く抜け出せそうだ。